iPhoneバッテリーは何年で交換すべき？| 最大容量80%が目安です

2025/12/05

「私のiPhone、使い始めてからもう2年経つけど、そろそろバッテリー交換の時期かな？」「まだ使えるけど、電池の減りが気になる…」
iPhoneユーザーなら誰もが一度は抱くこの疑問。結論から申し上げると、iPhoneのバッテリー交換は「年数」ではなく、「状態」で判断するのが最も適切です。Appleが設定している基準と、実際の使用感から、交換すべきサインを詳しくご紹介します。

　Appleが設定するバッテリーの寿命の基準

iPhoneに搭載されているリチウムイオンバッテリーは、充電を繰り返すことで性能が徐々に低下する消耗品です。Appleの設計基準では、「フル充電サイクルを500回繰り返した時に、本来の容量の最大80%を維持できるように」作られています。

フル充電サイクルとは？
0%から100%まで充電した合計量をもって「1サイクル」とカウントされます。毎日充電するヘビーユーザーであれば、この500サイクルは比較的早く訪れます。
年数で考えるなら
一般的な使用頻度の場合、この500サイクルに到達するのは約1年半〜2年半程度と言われています。つまり、購入から2年が経過したら、バッテリーの状態を注意深くチェックする必要があると言えます。

　交換の「決定的なサイン」は最大容量80%

最も重要で客観的な交換の目安は、iPhoneの設定画面で確認できる「最大容量」が80%を下回った時です。
【確認方法】

「設定」アプリを開く
「バッテリー」をタップ
「バッテリーの状態と充電」をタップ
「最大容量」の数値を確認

なぜ80%が目安なのかというと、このラインを下回ると、電池の持ちが悪くなるだけでなく、前述したようにiPhoneが予期せぬシャットダウンを防ぐために、CPUの性能を意図的に抑制し始めるからです。80%を切ったiPhoneは、動作が鈍く、アプリの起動も遅くなりがちです。これは、故障ではなく、バッテリーの劣化による「性能制限」が原因です。

　その他の交換を検討すべきサイン

急なシャットダウン
まだ残量があるはずなのに、突然電源が落ちることが頻繁にある。
充電回数の増加
一日に何度も充電が必要になり、モバイルバッテリーが手放せなくなった。
バッテリーの膨張
iPhoneの画面や背面パネルが内側から押し上げられ、浮きや隙間が見られる（この場合は危険なのですぐに修理が必要です）。

劣化したバッテリーを新品に交換することで、これらの性能制限は解除され、iPhoneは購入当初のサクサクとした快適な動作と、十分な電池持ちを取り戻すことができます。
iPhoneのバッテリー交換は、データそのまま即日対応の私たち、カメラアサヒにお任せください。最短30分で確実な交換作業を行い、お客様のiPhoneを最高のパフォーマンスに蘇らせます。大切なiPhoneを長く快適に使うために、ぜひ一度バッテリーの状態をチェックしてみてください。

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